関西科大学附属病院 新薬開発科

Department of New Experimental Therapeutics
Early-Phase 1 Drug Development Service
Kansai Medical University Hospital

進行固形がん患者を対象としたDS1025aの第I相非盲検多施設共同First-in-Human試験

A Phase 1, Multicenter, Open-label, First-in-Human Trial of DS1025a in Participants With Advanced Solid Tumors

NCT番号
NCT07681882
他の登録番号
jRCT2031260320
治験責任医師
清水俊雄
製薬企業(治験依頼者)
第一三共株式会社
参加条件
試験等の目的
本治験は、進行、転移性、又は切除不能な固形がんの参加者を対象としてDS1025aを単剤投与したときの安全性、忍容性、薬物動態(PK)、薬力学、及び予備的な有効性シグナルを評価することを目的とする。

主たる選択基準
1. 本治験のあらゆる手順を開始する前に、主要同意説明文書(Main ICF)に署名及び同意日を記入している。
2. ICFへの署名時点で成人(18歳以上)である患者(治験参加のための法定同意年齢が18歳を超える国では、その国の規制要件に従う)。
3. 進行、転移性、又は切除不能な固形がんが組織学的に確認され、記録されている。
4. 少なくとも1ラインの治療後に、標準的な治療が適応とならない再発又は難治性がん。
5. 臨床的に禁忌がなく治験責任医師がリスクを許容可能と判断している場合、スクリーニング時に新たに採取した腫瘍組織検体を提供する意思がある。新鮮腫瘍生検が臨床的に実施可能でない場合又は許容不可能なリスクを生じる場合、保存腫瘍組織検体(同意取得前24ヵ月以内に採取されたもの)を提出しなければならない。
6. 治験実施医療機関でコンピュータ断層撮影(CT)/磁気共鳴画像法(MRI)画像検査を実施し、RECIST v1.1に基づく治験責任医師の判定による測定可能病変を有する。画像による腫瘍評価は、治験薬投与開始前28日以内に実施しなければならない。
7. 治験薬投与開始前28日以内に評価したEastern Cooperative Oncology Group(ECOG)パフォーマンスステータス(PS)が0又は1。
8. 治験実施計画書に規定したとおり、治験薬投与開始前14日以内の治験実施医療機関での臨床検査に基づき十分な臓器機能及び骨髄機能を有している。
9.妊娠可能な女性参加者(WOCBP)については、以下の条件を満たす場合、参加可能とする。
- 高感度の妊娠検査で妊娠していないことが確認されている参加者
- 治験薬投与期間中及び治験薬最終投与後少なくとも8ヵ月間にわたり授乳を予定していない参加者。
- 効果が高く使用者への依存度が低い避妊法のみを遵守することに同意し、治験薬投与期間中及び少なくとも最終投与後に治験薬の消失に必要な期間にわたり、卵子(卵子、卵母細胞)を他人に提供したり、卵子を凍結/保存したりしないことに同意する参加者。
10. 造精能力のある男性参加者については、治験薬投与期間中及び少なくとも治験薬の消失に必要な期間、以下について同意する場合に参加可能とする。
- 精子提供を行わない。
- 治験実施計画書に規定された避妊法を遵守する。

主たる除外基準
1. 抗CD25療法による治療歴がある。
2. デルクステカン抗体薬物複合体(DXd-ADC)に対する毒性による投与中止の経験があり、治験責任医師と治験依頼者との協議に基づいてDS1025aを忍容できないと判断された(DXd-ADCによる治療歴がある参加者の場合)。
3. 治験薬投与開始前に、治験実施計画書に規定されたウォッシュアウト期間が不十分である。
4. 脊髄圧迫又は転移を含む臨床的に活動性の中枢神経系(CNS)腫瘍(未治療かつ症候性であるか、又は随伴症状をコントロールするために副腎皮質ステロイドもしくは抗てんかん薬の投与を必要とする状態と定義)を有する。
5. 治験実施計画書に規定されたコントロール不良又は臨床的に問題となる心血管疾患を有する。
6. 治験薬投与開始前6ヵ月以内に以下のいずれかが認められた: 脳卒中、一過性脳虚血発作、又はその他の動脈血栓塞栓症。
7. ステロイド薬の使用の有無を問わず間質性肺疾患(ILD)/肺臓炎の既往を有する、現在ILDを有する、ILDが疑われる、又はスクリーニング時の画像検査でILDを除外できない参加者。
8.治験実施計画書に規定された肺に特異的に併発する臨床的に重要な疾患を有する。
9. 臨床的に重要な肺障害を有する又は酸素投与を要する。
10. 治験薬投与開始前3年以内に他の活動性悪性腫瘍の既往がある。ただし、転移又は死亡のリスクが極めて低く(例: 5年全生存率90%超)、根治治療を受けた場合は除く。
11. 前治療の抗がん治療による毒性が未回復である(毒性[脱毛症を除く]がNational Cancer Institute Common Terminology Criteria for Adverse Events(NCI-CTCAE) v6.0のグレード 1以下又はベースライン値まで回復していない状態と定義)。
12. DS1025aの添加物に対する過敏症が確認されている、又は治験薬に対する過敏症を含め治験薬投与が禁忌であることが確認されている。
13. 血球貪食性リンパ組織球症(HLH)の既往が確認されている。
14. 治験薬初回投与前14日以内に抗ウイルス薬、抗真菌薬、又は静注抗生物質などの治療を受け、治験実施計画書に規定された活動性感染又は潜在感染の再活性化が確認されている。
15. 活動性又はコントロール不良のB型肝炎ウイルス(HBV)感染が認められる。
16. 活動性又はコントロール不良のC型肝炎ウイルス(HCV)感染が認められる。
17. 活動性又はコントロール不良のヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染が認められる。
18. 活動性自己免疫疾患、自己免疫疾患の既往、又は自己免疫疾患の疑いがある。
19. 免疫不全状態と診断されているか、又は治験薬投与前14日以内に全身性ステロイド療法(プレドニゾン換算量 10 mg/日超)もしくは他の免疫抑制療法を受けている。

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